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デジタル カメラマン 応援ブログ

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デジタルカメラによる集合写真の極意

私が撮影している一輪車の場合、大会で活躍した受賞メンバーに並んでもらい、地元の新聞に出すための集合写真を撮る事があります。

しかし集合写真は、全員の意識が撮影の瞬間に集中しないとなかなか良い写真にならないのでむずかしいところがあります。

カメラマンとしても大勢を前にすると、緊張してなかなかファインダーの中の小さな顔の一人一人の表情まで確認する余裕が持てないものです。

集合写真を撮影する日に勘違いから遅刻して行き、全員がおそろいのTシャツを着て待っている状態で、大汗をかきながら撮影の準備をした事があります。
カメラマンは、時間に余裕を持ち、しっかりした準備によって心の平静を保つ心がけが重要です。 
緊張したカメラマンには、良い写真は撮れないですから。

私の場合はアマチュアカメラマンの立場ですが、プロ、アマに関わらず集合写真を撮影する場合には、カメラマンとして撮影計画=イメージの明確化」、「機材の準備」、「手順と時間の明確化」、「心構え」、これら全てに無駄が無く、自己統制できる必要があるように思います。

式場の専属カメラマンの仕事ぶりを、先日教会の待合室の窓越しに見ました。
窓際に立つブーケを持つ花嫁の白いウエディングドレス姿を、ストロボ付きカメラを2台を抱えて取替えながら(レンズの倍率の違いだと思います)てきぱきとさすがプロという手際の良さ無駄の無い動きで次々と撮影されていました。
その姿を見ると、私の試行錯誤状態は、やっとよちよち歩きを始めた幼児のようなものに思えます。 カメラマンの奥は深いです。

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集合写真撮影時の注意点

1.顔の重なりは、無いですか?

2. 髪の毛は、整っていますか?

3. 撮影した瞬間まばたきしてた人はいませんか?

4. 姿勢は、写真の目的に合っていますか?
  (リラックスし過ぎていませんか。)

5.背景は、表現する目的を端的に表していますか?

6.光は、自然な表情を引き出す向きですか?

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1.顔の重なりは、ないですか?
20人位が2列に並ぶと後列の人の顔の一部が、前の人の頭に隠れていたり、誰かは目をつぶっていたりと、小さなファインダーでは、なかなか確認できません。 初めにファインダーから目を離し、直接皆の状態を確認して指示を与えて並びを修正して行きます。
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2. 髪の毛は、整っていますか?
プリントをしようとパソコンの大画面で見て初めて、風が強く髪の毛が宙を舞った状態に気付く事もありました。
その時には、フォトショップで髪の毛の乱れを整えて、よそ行きのヘアースタイルに整え、顔のしみを不自然にならない程度消しておきました。新聞に載る写真が、がっかりするようなものにならないように目的によっては、このような修正を行う事もあります。 
撮影時点で、全員の髪型を確認しその場で整えてもらう事で、後の修正が不要になり効率が全く違ってきます。
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3. 撮影した瞬間まばたきしてた人はいませんか?
最近クラブ全員の集合写真を、2L版で皆に配る機会がありました。
写真の下の方には、クラブの名称を記入した大会の記念写真です。

数枚写すと、ある人の表情が良い時と悪い時が、それぞれの写真で違ってきます。 ほとんどの人の表情が良い写真をモニター上で見つけ出し、まばたきしている一人の顔だけを、表情の良い顔と入れ替えた事があります。

その際に思った事は、三脚を立てて全員の体の位置が、あまり動かない内に数枚撮影する事で後の作業が、非常に楽になる事を発見しました。
全員の自然で明るい表情の写真を残したいという目的を実現するために一人一人の表情を、撮影する都度意識できる感度が必要です。
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4. 姿勢は、写真の目的に合っていますか?
大会の終わりに全員集合し夕日の中で非常にファミリーな雰囲気の色がたっぷり乗った写真を撮影した事があります。
3列に並び、一番手前には、男子があぐらをかいて座り、部員の妹の子供達も一緒に座って写っていました。
その後、クラブ全員の写真で、クラブの記録用として適当なものが無いかと言われ候補として提出しましたが、写真としては良くても、活動の記録としての目的には合っていないために採用されませんでした。

同じ集合写真でも、目的を明確に想定する事でその時にしか撮れない写真を、後で活かせる可能性が出てきます。
この例の場合には、リラックスした写真と共にもう一枚、姿勢を正した写真も撮ることが出来たのではないかと今でも思います。
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5.背景は、表現する目的を端的に表していますか?
集合写真は、どこで撮影しているのかが伝わるような背景を選ぶ事で、その時の時間や雰囲気を見る人に伝える事ができます。

一輪車の場合であれば、河川敷での大会は、川を背景に入れます。
陸上競技場がゴールであれば、背景にのオレンジ色のトラックを入れます。
体育館での大会であれば、どこの体育館かが分かるようなモニュメントや、入口等の特徴のある背景を入れます。
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6.光は、自然な表情を引き出す向きですか?
屋外で撮影する場合には、逆光で顔がつぶれないかと気を付けますが、状況によっては逆光の方が良い写真になる場合もあります。
正面から強い日差しを浴びると、全員の表情が目を細めて不自然になる場合があります。
その時には、逆に太陽を背にして露出を、日陰に合わせる事で自然な表情に写り、撮影の仕方によっては、髪の毛が光って非常に活き活きとした写真になる事もあります。
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大勢が見守る中で、集合写真を撮るとカメラマンとしてどうしても緊張します。
てきぱきと指示を出す必要もあります。
ある程度の経験を積む事で、考慮すべき点が整理され、心の落ち着きを得る事ができるように思います。

この一年間に集合写真を撮影して私が学んだ点を、整理してみました。
今度撮影される時に参考にしてみてください。

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