【 The Impact of iPhone デジタルカメラの未来への影響 】
オープンソース化の流れに沿って、デジカメ内蔵ソフトが自由に開発できるようになると、一体デジカメの姿はどのようになるのだろう。
個人が欲しいと思ったソフトを、自分のカメラにインストールできるようになるとデジタルカメラは、カメラの姿でいられるのだろうか?
特定メーカーのソフトを、オンライン販売して人気ソフトが登場した場合にカメラメーカーは、そのソフトが搭載できるよう、ソフトを各社仕様に改造する必要が出てきます。 しかし今後ソフトウェアの影響力が高まってくると、素早く仕様を合わせる必要が出てくるため、ハードそのものの標準化が求められるようになるのでないでしょうか。
現在のカメラは、マウントの違いで各メーカーが顧客を囲い込んでいる状況ですが、いつかはこの構図が崩れる可能性があるのではなかと思います。
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私には、マイクロソフト社がウインドウズを発売する直前のようにも見えるのですが。 トップメーカーNECの粘りが、印象的でした。
そんなことを思ったのも、engadget japaneseのこのような記事がきっかけです。
▼Wii用ゲームダウンロードサービス WiiWare発表 >> engadget japanese[beta]

任天堂がWiiのゲームソフトのダウンロード販売を発表しました。
そのためのソフト開発情報を、一般の人にも広く公開されて行く可能性があります。
そうすると一般のユーザーが、Wiiリモコンを使った新しいゲームソフトを制作できるようになり、今後考えもしなかったようなソフトが生れる可能性が出てきます。
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Nintendo DS は、新たなタッチパネル操作をゲームに採用する事によって今までのゲーム機には無かった「考えるゲーム」市場を、新たに創造しました。
2007年1月以降7月までに発売された手書きを特徴とした主なタイトルが、これでもかと言う位に生み出されています。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」 「英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け」を始め、今年発売されたものだけでもこのように多彩なゲーム? ソフトがあります。
▼ニンテンドーDSのゲームタイトル一覧 >> ウィキペディア
「てのひら学習 絶対音感トレーニングDS」 「日本語文章能力検定協会協力 正しい日本語DS」 「右脳鍛錬ウノタンDS 七田式 大人の瞬カントレーニング」 「学研DS 大人の学習 金田一先生の日本語レッスン」 「NOVAうさぎのゲームde留学!?DS」 「EQトレーナーDS デキる大人のコミュニケーション術」 「大人力検定」 「てのひら楽習 キクタンDS 」 「ナンプレ10000問」 「DS陰山メソッド 電脳反復 正しい漢字かきとりくん」 「 書き込み式 般若心経 練習帳DS」 「タイツくん 上司が怒りにくいさわやかマナー」 「右脳鍛錬ウノタンDS 七田式 大人の速読トレーニング」 「こころが目覚める男たちの塗り絵DS 」 「美しい日本語の書き方・話し方DS」 「ゆっくり楽しむ大人のジグソーパズルDS 世界の名画2 印象派・後期印象派の巨匠」 「そろばんDS」 「耳で右脳を鍛える DS聴脳力」
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一時期の、ゲームの高機能化・複雑化で市場が低迷していた頃と比べると、任天堂の目指した方向性の的確さを実感します。(他意はありませんから!)
「Wii」のゲームソフトにおいて今後は、特定のゲームソフト会社の限られた人材による開発から、小規模でも開発し易くなり、今まで以上に多彩な人材が、ユニークな発想でゲームを創造できる環境が整ってきます。
私も、あのWiiリモコンでアプリケーションが作りたいと思っていたところです。(技術屋さんではない自分だけでは作れないと思いますが。)
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それらをオンライン販売するようになると、アップルのiPod & iTunes Music Store の様な、物流に頼らないオンライン販売が確立し、多彩なソフトを保有しても販売が成立するゲームソフトの「ロングテール」市場を確立して行く事ができます。
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マイクロソフトは、昨年末に国内で既にXBox開発情報の提供を開始して、そこで生み出されたソフトが市場の拡大に貢献しました。
「SILKYPIX」や、「Photoshop Lightroom」のような特徴を持った写真用ソフトがもっと出てきて欲しいと思います。
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先週アメリカで発売されたアップルiPhone は、200万画素のカメラを内蔵していますが、今後バージョンアップを重ねて大画面液晶機能を生かした高画質のカメラ機能が搭載されるようになると、その中の内蔵ソフトを、ユーザーが思いもしないような発想で創作可能とするツールキットが提供され活発なソフト開発によって魅力的なソフトが多数生れるのではないでしょうか。
その流れの中でデジタルカメラ用のヒットソフトが生まれます。
そうなると、撮影から現像、編集までを、MacOS X をベースとした小型コンピュータである iPhone がそのままでカメラでもあり、パソコンでもあると言う存在になって行きます。
レンズ交換可能なカメラの存在は残るとしても、ズームレンズの高性能化した現在の状況からすると、主流は、明るいズームレンズを搭載した
一体型になるのではないかと思います。
プロカメラマンの方からは、反対意見も色々と出てきそうですが。
その頃になると、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)がめがねと一体化し、より自然な姿で iPhone をのぞけるようになり、ノートパソコンの液晶画面が不要になるかもしれません。
HMDは、今まで期待されながらもなかなか装着時の抵抗感を払拭できないために普及が進みませんが、徐々に小型化は進んでいるようです。
▼ i Theater >> MIKIMOTO beans

今後 iPhone を上回り先行したコンセプトを備えたソフト重視のデジタルカメラが発売されると、ここで言う iPhone は、そのカメラの名称に置き換わる事ができます。
それは、現在日本メーカー以外には、ほとんど可能性が残っていないと思われます。
がんばれ日本!! Exceed the iPhone ・・・デジタル カメラマンを応援します。
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