【 今晩ジャンボマックス登場! 人形師・和賀仙人の思い出 】
2007/08/15
ジャンボ マックスを、久々にテレビで見ました。
8月15日 (水) 0:12~0:53
「おもてなし音楽バラエティ むちゃ∞ブリ!」
テレビ東京のバラエティ番組に出演していました。
▼ テレビ王国 >> 番組詳細 からの引用
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「懐かしい昭和」探しに出掛ける。おもちゃの老舗メーカーや出版社を訪れ、当時大流行したおもちゃや雑誌の付録などを発見。さらに、一世を風靡(ふうび)した「ジャンボマックス」がスタジオに登場して一同大興奮。あの名曲で夢の共演も。
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お昼には、番組のコマーシャルも流れていました。
身長が約3mもありながら、意外な程に軽快な動きが特徴の着ぐるみ人形です。
▼ ジャンボマックスのフィギュア >> まんだらけ 福岡店
http://mandarake.co.jp/information/2007/06/22/12fko03/index.html

1969年10月4日から1985年9月28日に、TBS系で放送されていたドリフターズの
「8時だよ全員集合」に出演して大活躍でした。
いかりや長介さんを初め
荒井注 さん
加藤茶 さん
高木ブー さん
仲本工事 さん
志村けん さん達が活躍していました。
そのジャンボマックスブームの最中に、私は学生時代のアルバイトをその人形を製作していた
「メルヘン工房」で過ごしました。
社長の人形師・和賀仙人(1999年没)さんには、大変お世話になりました。
もう亡くなっておられるかも知れないと度々思い出していましたが、先程、『ウィキペディア(Wikipedia)』で亡くなった事実を、知りました。
「和賀仙人」と言う特徴のあるお名前の由来を、直接お聞きした事があります。
岩手県北上市に「和賀町仙人駅」があり、そのあたりに強い思い入れがあるご様子で、熱心にお祭り等の伝統芸能のお話しをしていただきました。
和賀仙人さん自らが、発泡スチロールを削って、非常にかわいいキャラクターの頭部を素早く仕上げられるその技には、惚れ惚れとしていました。
ある日ジャンボ マックスが、点検に戻って来て、「中を見てみるか?」と言われてまじまじと眺め、上半身を着た事があります。
かぶってみると、ジャンボ マックスのお腹のあたりにある、プラスチックの青い篭と、目の瞬きや口をコントロールするために目の前にぶらさたった数本の紐が、印象的でした。
その頃は、背の高いロボットを良く作っていて、1m位の足の上に人が立って乗るようなFRPのプラスチックパーツを、いくつも磨いて製作していました。
その頃手作りした中で私の代表作は、デパートの屋上で公演を行う、キャンディキャンディの人形劇の舞台装置です。
切り株のあるアルプスの背景画を描いたり、人形劇場の外形枠の色の相談を受けたりして楽しい思い出深いアルバイト時代を過ごしました。
その頃 美大に通っていた私の1977年3月19日の日記に
和賀仙人さんの夢が記載されていました。
▼ 私の学生時代の日記からの引用です。
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仙人さんに、これから何をやりたいのか、聞いたら
・絵本を作りたい
道徳的なものはあるが、哲学がない、哲学のある絵本が欲しい。
・映画を作りたい。
・遊園地を作りたい。 もう企画が出ているが、珍奇なもの。
今の人形の仕事も、そろそろ出し尽くしたかなと思う。
30代には、30代の仕事
40代には、40代の仕事
50代には、50代の仕事がある。
・何億と言うお金を使えるようになると、やりたいことも実行できるようになるんだよ。
・夢は現実になるから夢なんだよネ。
・メルヘンも、アドベックも東映も自分を必要としているから、自分だけの身体じゃないけど、自由なうちは、努力しないといけない。
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ジャンボ マックスで成功されて、今後の夢について聞いた事があるが、まさか日記にその時の発言が、残っているとは思いもよらない展開です。
日記には、工房の皆と飲みに言った事や、アルバイト仲間5人が夜中の1時に酔って遊びに来られた怒涛の1時間の事や、
給料を受け取りに西荻窪の工房へ立ち寄った時にメンバーが、歓迎してくれた様子等が書かれており、青春時代がよみがえってきます。
どうもその頃から上昇志向が強い人を、私自信が求めていたようです。
「まだまだこれから努力しないといけないヨ。」と、今晩のジャンボ マックスの出演を見ている私に天国の和賀仙人さんが言っているようです。
▼ ジャンボマックスの唄 他 【送料無料選択可!】愛しのキャラうた伝説~キャラクター・ソングの素晴らしき世界~ / オムニ...

当ブログの未来に書いた関連記事です。
【 ジャンボマックス CMに久々登場!&志村けんのマリオを発見 】
http://izumaru.blog103.fc2.com/blog-entry-338.html
8月15日 (水) 0:12~0:53
「おもてなし音楽バラエティ むちゃ∞ブリ!」
テレビ東京のバラエティ番組に出演していました。
▼ テレビ王国 >> 番組詳細 からの引用
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「懐かしい昭和」探しに出掛ける。おもちゃの老舗メーカーや出版社を訪れ、当時大流行したおもちゃや雑誌の付録などを発見。さらに、一世を風靡(ふうび)した「ジャンボマックス」がスタジオに登場して一同大興奮。あの名曲で夢の共演も。
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お昼には、番組のコマーシャルも流れていました。
身長が約3mもありながら、意外な程に軽快な動きが特徴の着ぐるみ人形です。
http://mandarake.co.jp/information/2007/06/22/12fko03/index.html

1969年10月4日から1985年9月28日に、TBS系で放送されていたドリフターズの
「8時だよ全員集合」に出演して大活躍でした。
いかりや長介さんを初め
荒井注 さん
加藤茶 さん
高木ブー さん
仲本工事 さん
志村けん さん達が活躍していました。
そのジャンボマックスブームの最中に、私は学生時代のアルバイトをその人形を製作していた
「メルヘン工房」で過ごしました。
社長の人形師・和賀仙人(1999年没)さんには、大変お世話になりました。
もう亡くなっておられるかも知れないと度々思い出していましたが、先程、『ウィキペディア(Wikipedia)』で亡くなった事実を、知りました。
「和賀仙人」と言う特徴のあるお名前の由来を、直接お聞きした事があります。
岩手県北上市に「和賀町仙人駅」があり、そのあたりに強い思い入れがあるご様子で、熱心にお祭り等の伝統芸能のお話しをしていただきました。
和賀仙人さん自らが、発泡スチロールを削って、非常にかわいいキャラクターの頭部を素早く仕上げられるその技には、惚れ惚れとしていました。
ある日ジャンボ マックスが、点検に戻って来て、「中を見てみるか?」と言われてまじまじと眺め、上半身を着た事があります。
かぶってみると、ジャンボ マックスのお腹のあたりにある、プラスチックの青い篭と、目の瞬きや口をコントロールするために目の前にぶらさたった数本の紐が、印象的でした。
その頃は、背の高いロボットを良く作っていて、1m位の足の上に人が立って乗るようなFRPのプラスチックパーツを、いくつも磨いて製作していました。
その頃手作りした中で私の代表作は、デパートの屋上で公演を行う、キャンディキャンディの人形劇の舞台装置です。
切り株のあるアルプスの背景画を描いたり、人形劇場の外形枠の色の相談を受けたりして楽しい思い出深いアルバイト時代を過ごしました。
その頃 美大に通っていた私の1977年3月19日の日記に
和賀仙人さんの夢が記載されていました。
▼ 私の学生時代の日記からの引用です。
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仙人さんに、これから何をやりたいのか、聞いたら
・絵本を作りたい
道徳的なものはあるが、哲学がない、哲学のある絵本が欲しい。
・映画を作りたい。
・遊園地を作りたい。 もう企画が出ているが、珍奇なもの。
今の人形の仕事も、そろそろ出し尽くしたかなと思う。
30代には、30代の仕事
40代には、40代の仕事
50代には、50代の仕事がある。
・何億と言うお金を使えるようになると、やりたいことも実行できるようになるんだよ。
・夢は現実になるから夢なんだよネ。
・メルヘンも、アドベックも東映も自分を必要としているから、自分だけの身体じゃないけど、自由なうちは、努力しないといけない。
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ジャンボ マックスで成功されて、今後の夢について聞いた事があるが、まさか日記にその時の発言が、残っているとは思いもよらない展開です。
日記には、工房の皆と飲みに言った事や、アルバイト仲間5人が夜中の1時に酔って遊びに来られた怒涛の1時間の事や、
給料を受け取りに西荻窪の工房へ立ち寄った時にメンバーが、歓迎してくれた様子等が書かれており、青春時代がよみがえってきます。
どうもその頃から上昇志向が強い人を、私自信が求めていたようです。
「まだまだこれから努力しないといけないヨ。」と、今晩のジャンボ マックスの出演を見ている私に天国の和賀仙人さんが言っているようです。

当ブログの未来に書いた関連記事です。
【 ジャンボマックス CMに久々登場!&志村けんのマリオを発見 】
http://izumaru.blog103.fc2.com/blog-entry-338.html
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