写真美術館へようこそ
2007/05/13
![]() | 写真美術館へようこそ 飯沢 耕太郎 (1996/02) 講談社 この商品の詳細を見る |
自分がこれから撮影して作って行こうと思った時に、今までにどのような作品が作られてきたのだろうと思い探した時に出会った本です。
世界最古の写真から始まり、ポートレートが撮影され始め、アーバスの「双子」による強烈な表現、戦争や公害病等の写真が撮られた時代表現、アートとしての写真の応用等が、細心の分析と多彩な写真によって見事に表現されています。
写真美術館の5つの展示室を見て回る形式で書かれた、非常に貴重な本です。
飯沢耕太郎さんのベスト10写真集+αとして以下があげられています。
順不同
●「自然の鉛筆」タルボット 世界初の写真集
●「巴里(パリ)とセイヌ」 福原信三
●「アメリカ人」 ロバート・フランク
●「ナッシング・パーソナル」リチャード・アヴェドン
●「地図」 川田喜久治
●「来るべき言葉のために」 中平卓馬
●「ダイアン・アーバス」
●「SELF AND OTHERS」 牛腸茂雄
●「もうひとつのアメリカ」 セバスティアン・サルガド
●「東京物語」 荒木経惟
●「デジャ=ヴュ」 飯沢耕太郎 責任編集
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