写真情報 【 デジタル写真の著作権対策 】
2007/05/19
写真が、デジタル化した事により著作権への対応の仕方が、大きく変化しようとしています。 現在販売されているカメラにもネットワークにつながり無線でサーバーへ写真データを送れる機種もあります。
写真データの、電子署名・電子すかしも一般的になろうとしています。更に通信インフラが、様々に変化しており、それに合わせて今後のデジタルカメラによる撮影スタイルも大きな変化を迎えるのではないでしょうか。
■ 無線の高速化
-----------------------------
▼次世代高速無線サービス
2.5GHz帯域「広帯域移動無線アクセスシステム」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0705/15/news091.html
▼WiMAX
最大75Mビット/秒の伝送速度,最長50kmまでの伝送距離
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNW/NETHOT/20040820/148817/
▼WiMAX
国内サービス中
http://www.wimax.ne.jp/index.html
■ 有線の高速化
-----------------------------
▼情報通信技術ロードマップ
http://www.nri.co.jp/news/2005/050519.html
▼NGN 次世代ネットワーク
「Next Generation Network」
http://japan.zdnet.com/sp/feature/06sp0130/story/0,2000066437,20294967,00.htm
-------------------------------
近未来の写真の著作権対策を、
想像してみたいと思います。
▼RFIDタグ
(http://e-words.jp/w/RFIDE382BFE382B0.html)
が、急激に社会の隅々にまで浸透し、情報がモノに埋め込まれた状態で存在する社会が実現しようとしています。
例えば、お札や書籍の紙に埋め込まれているものもあります。
この技術と写真が出会う事で撮影はどのようにかわるのでしょう。
2種類の撮影対象について想像してみましょう。
■ 人物撮影の未来
撮影スタジオに現れたモデルさんの服には、IRIDタグが埋めこまれています。 本人にもどこにあるかは分りませんが、当日の撮影に合わせて「事務所名・連絡先・モデル名と写真の利用権利範囲等の情報」が書き込まれています。
カメラマンが、モデルさんに対面するとカメラ背面の液晶画面には、撮影条件の最後に
「以上 ご確認ください。 はい、いいえ」の選択画面が表示されました。 「はい」を選択すると、これから撮影するデータに、GPShttp://www.ngsc.co.jp/tec/gps_2.htmによる撮影場所やカメラマンの名前が自動的に埋め込まれます。 写真の販売時には、権利範囲をカメラマン本人が追記可能です。
屋外の撮影会では、先生の後ろに10名程のカメラマンが続いています。
全員がHMD(ヘッドマウントディスプレイ)http://www.tsukumo.co.jp/hmd/index2.htmlを付けています。 過去の撮影会において、その同じ場所で撮影されたセレクト作品が、スライドショーで表示されます。 それらを見ながら先生が解説を加えてゆきます。
そこにモデルさんが現れ、全員カメラの液晶で「はい」を選んで撮影を開始しました。
今後「顔認証」の精度が上がれば、リアルタイムネットワーク認証により、RFIDタグも無くなるのでしょう。
■ モノの撮影の未来
街の中でおしゃれなショーウインドウを見る事が好きな私は、赤いリボンが付いたハンドバッグが大変気に入りました。 撮影可能かをカメラの液晶画面で確認すると「発表時にブランド名を併記した場合には、公表可能。」の表示を確認し撮影を開始しました。
この程度の内容は、既に実現に向けた研究開発が進んでいると思われます。
技術の進化がカメラマンの負担を無くす方向に進んで欲しいものです。
今までは自由に撮影できたものが、「撮影拒否」信号を受信し、全く撮影できなくなる可能性もあります。 カメラメーカー、国、RFIDタグメーカー等に対して声を上げ続ける必要があります。
▼ The Red Ribbon in Ginza

写真データの、電子署名・電子すかしも一般的になろうとしています。更に通信インフラが、様々に変化しており、それに合わせて今後のデジタルカメラによる撮影スタイルも大きな変化を迎えるのではないでしょうか。
■ 無線の高速化
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▼次世代高速無線サービス
2.5GHz帯域「広帯域移動無線アクセスシステム」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0705/15/news091.html
▼WiMAX
最大75Mビット/秒の伝送速度,最長50kmまでの伝送距離
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNW/NETHOT/20040820/148817/
▼WiMAX
国内サービス中
http://www.wimax.ne.jp/index.html
■ 有線の高速化
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▼情報通信技術ロードマップ
http://www.nri.co.jp/news/2005/050519.html
▼NGN 次世代ネットワーク
「Next Generation Network」
http://japan.zdnet.com/sp/feature/06sp0130/story/0,2000066437,20294967,00.htm
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近未来の写真の著作権対策を、
想像してみたいと思います。
▼RFIDタグ
(http://e-words.jp/w/RFIDE382BFE382B0.html)
が、急激に社会の隅々にまで浸透し、情報がモノに埋め込まれた状態で存在する社会が実現しようとしています。
例えば、お札や書籍の紙に埋め込まれているものもあります。
この技術と写真が出会う事で撮影はどのようにかわるのでしょう。
2種類の撮影対象について想像してみましょう。
■ 人物撮影の未来
撮影スタジオに現れたモデルさんの服には、IRIDタグが埋めこまれています。 本人にもどこにあるかは分りませんが、当日の撮影に合わせて「事務所名・連絡先・モデル名と写真の利用権利範囲等の情報」が書き込まれています。
カメラマンが、モデルさんに対面するとカメラ背面の液晶画面には、撮影条件の最後に
「以上 ご確認ください。 はい、いいえ」の選択画面が表示されました。 「はい」を選択すると、これから撮影するデータに、GPShttp://www.ngsc.co.jp/tec/gps_2.htmによる撮影場所やカメラマンの名前が自動的に埋め込まれます。 写真の販売時には、権利範囲をカメラマン本人が追記可能です。
屋外の撮影会では、先生の後ろに10名程のカメラマンが続いています。
全員がHMD(ヘッドマウントディスプレイ)http://www.tsukumo.co.jp/hmd/index2.htmlを付けています。 過去の撮影会において、その同じ場所で撮影されたセレクト作品が、スライドショーで表示されます。 それらを見ながら先生が解説を加えてゆきます。
そこにモデルさんが現れ、全員カメラの液晶で「はい」を選んで撮影を開始しました。
今後「顔認証」の精度が上がれば、リアルタイムネットワーク認証により、RFIDタグも無くなるのでしょう。
■ モノの撮影の未来
街の中でおしゃれなショーウインドウを見る事が好きな私は、赤いリボンが付いたハンドバッグが大変気に入りました。 撮影可能かをカメラの液晶画面で確認すると「発表時にブランド名を併記した場合には、公表可能。」の表示を確認し撮影を開始しました。
この程度の内容は、既に実現に向けた研究開発が進んでいると思われます。
技術の進化がカメラマンの負担を無くす方向に進んで欲しいものです。
今までは自由に撮影できたものが、「撮影拒否」信号を受信し、全く撮影できなくなる可能性もあります。 カメラメーカー、国、RFIDタグメーカー等に対して声を上げ続ける必要があります。
▼ The Red Ribbon in Ginza

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