写真の未来像 【 デジタル写真撮影スタイルの変化 】
2007/05/23
撮影スタイルの現在
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写真学校の屋外授業の最後に「カメラの構え方を教えてください。」とお願いすると、先生は、「カメラマンはカッコ良く。ホラ」と言われながら脇をしっかりと締め、膝を地面に付けて安定感のある撮影スタイルをとって教えていただきました。
その1
近未来 結婚式場での撮影スタイル
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結婚式場でキャンドルサービスが始まると∞IZURU∞は、3種類のアングルからベストショットと思える場面にお気に入りタグを入れて行った。 式場のいたる所に、小型カメラが埋め込んであり、最適なシーンが撮影できるシステムが構築されている。
デスクに並んだ3台のモニターを見ながら手元のスイッチでシーンを選んで行く。
式が終わると自動的にタグが付いたシーンの前後からベストショットが選択されて、画面に数枚提示される。
その中の1枚を連続して選択して行くと、音楽付きのスライドショーのDVDが完成し、引き出物と一緒に来場者に渡された。
カメラマンの、∞IZURU∞は、式の間オペレーションルームから出る事は無かった。
その2
近未来 遺跡の撮影スタイル
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山奥の廃墟となった遺跡の側に、ベテランカメラマンはテントを張り撮影の準備を始めた。
すぐ後から来た、∞IZURU∞は、数ヶ所にポールを建て始めた。
ポールの先端には、太陽電池と、衛星アンテナが配置されている。
ポールを透明チューブで結ぶと∞IZURU∞は、持参したパソコンから設定データを移行して、確認作業を行い夕方が近づく前に地元のホテルへと帰って行った。
ホテルに着くと、パソコンの前に座った。
夕闇が徐々に迫る中で遺跡が最も夕焼けで輝いているアングルを、上下を含めてチューブの中を移動するカメラコントロールで探した。
ここと言う場所で止めると連続撮影を開始し、リアルタイムに映像として受信し、後でベストの一枚を探し出した。
夕焼けの撮影後は、夜間モードに設定しシンメトリーな遺跡の左右中央にある先端に野鳥が止まると、その10秒前からの映像を送信するように設定して夜の街へと消えた。
その3
近未来 モデルの撮影スタイル
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真っ白な砂とエメラルドグリーンの海辺でモデルと一緒に水しぶきを上げて楽しく動き回っている。
∞IZURU∞のサングラスには、ステレオカメラがレンズの左右に配置されている。
相手との距離を計測し、映像のブレは皆無である。 ブレ表現は、ブレ値として設定項目の一つになっている。
もはや撮影スタイルというものは無く、そこには被写体と同じ気分ではしゃぎ回る姿があった。
その4
近未来 山岳写真の撮影スタイル
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山頂からの雄大な眺めを撮影しようと、∞IZURU∞は険しい山道を軽快に駆け登り次々と登山者を追い越して行った。
頂上が望める中腹に着くと、バックパックから30Kgの小型ヘリコプターを取り出した。
腰に巻いていたベルトからは、50Kgの液体燃料を地面に置いた。
「パワースーツ」の中は、湿度、温度が快適に保たれており汗もほとんどかいていない。
カメラを搭載して飛び始めたヘリコプターの爆音は、聞こえない。
聞こえるのは、消音ヘッドホンから静かな少年達の声で
「彼方の光」
の曲が流れているだけであった。
新たな撮影スタイルを求めて
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デジタルカメラマンは、技術の大きな波の中でどのような撮影スタイルを、カッコよく残して行けるのか。
または新たなカッコ良い撮影スタイルを生み出して行けるのか。
そのカッコ良さに惹かれてすばらしい人材が、次々と入ってくる魅力のある仕事であって欲しいと見習いカメラマンの∞IZURU∞は願います。
▼日本科学未来館 宇宙の水槽

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写真学校の屋外授業の最後に「カメラの構え方を教えてください。」とお願いすると、先生は、「カメラマンはカッコ良く。ホラ」と言われながら脇をしっかりと締め、膝を地面に付けて安定感のある撮影スタイルをとって教えていただきました。
その1
近未来 結婚式場での撮影スタイル
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結婚式場でキャンドルサービスが始まると∞IZURU∞は、3種類のアングルからベストショットと思える場面にお気に入りタグを入れて行った。 式場のいたる所に、小型カメラが埋め込んであり、最適なシーンが撮影できるシステムが構築されている。
デスクに並んだ3台のモニターを見ながら手元のスイッチでシーンを選んで行く。
式が終わると自動的にタグが付いたシーンの前後からベストショットが選択されて、画面に数枚提示される。
その中の1枚を連続して選択して行くと、音楽付きのスライドショーのDVDが完成し、引き出物と一緒に来場者に渡された。
カメラマンの、∞IZURU∞は、式の間オペレーションルームから出る事は無かった。
その2
近未来 遺跡の撮影スタイル
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山奥の廃墟となった遺跡の側に、ベテランカメラマンはテントを張り撮影の準備を始めた。
すぐ後から来た、∞IZURU∞は、数ヶ所にポールを建て始めた。
ポールの先端には、太陽電池と、衛星アンテナが配置されている。
ポールを透明チューブで結ぶと∞IZURU∞は、持参したパソコンから設定データを移行して、確認作業を行い夕方が近づく前に地元のホテルへと帰って行った。
ホテルに着くと、パソコンの前に座った。
夕闇が徐々に迫る中で遺跡が最も夕焼けで輝いているアングルを、上下を含めてチューブの中を移動するカメラコントロールで探した。
ここと言う場所で止めると連続撮影を開始し、リアルタイムに映像として受信し、後でベストの一枚を探し出した。
夕焼けの撮影後は、夜間モードに設定しシンメトリーな遺跡の左右中央にある先端に野鳥が止まると、その10秒前からの映像を送信するように設定して夜の街へと消えた。
その3
近未来 モデルの撮影スタイル
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真っ白な砂とエメラルドグリーンの海辺でモデルと一緒に水しぶきを上げて楽しく動き回っている。
∞IZURU∞のサングラスには、ステレオカメラがレンズの左右に配置されている。
相手との距離を計測し、映像のブレは皆無である。 ブレ表現は、ブレ値として設定項目の一つになっている。
もはや撮影スタイルというものは無く、そこには被写体と同じ気分ではしゃぎ回る姿があった。
その4
近未来 山岳写真の撮影スタイル
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山頂からの雄大な眺めを撮影しようと、∞IZURU∞は険しい山道を軽快に駆け登り次々と登山者を追い越して行った。
頂上が望める中腹に着くと、バックパックから30Kgの小型ヘリコプターを取り出した。
腰に巻いていたベルトからは、50Kgの液体燃料を地面に置いた。
「パワースーツ」の中は、湿度、温度が快適に保たれており汗もほとんどかいていない。
カメラを搭載して飛び始めたヘリコプターの爆音は、聞こえない。
聞こえるのは、消音ヘッドホンから静かな少年達の声で
「彼方の光」
の曲が流れているだけであった。
新たな撮影スタイルを求めて
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デジタルカメラマンは、技術の大きな波の中でどのような撮影スタイルを、カッコよく残して行けるのか。
または新たなカッコ良い撮影スタイルを生み出して行けるのか。
そのカッコ良さに惹かれてすばらしい人材が、次々と入ってくる魅力のある仕事であって欲しいと見習いカメラマンの∞IZURU∞は願います。
▼日本科学未来館 宇宙の水槽

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