【 個性輝く一輪車 】 地方の手作り写真展 パネルの言葉
2007/06/14

写真展を開いて思ったこと
開催したからと言って周囲が急に変わる訳ではありませんが、自分が変わったと思います。
写真を撮って喜んでもらう。 写真をきっかけにして演技も行い、多くの人に来て見てもらえました。
その中に2ヶ月位前に入院され、先日退院された部員のおじいさんがいました。 いつも練習する体育館までお孫さんを、送り迎えをされていました。
今までも2回程生死の分かれ目に立って生還されたと言うお話しを、練習中にお聞きしていました。
多趣味で、茶室を作り、演劇に参加し、老人スポーツを主催されていました。
そして3回目も回復され、最終日曜日の午後に会場に姿を現されました。
久しぶりの元気なお姿に全員が驚きの声を上げました。
私は、お孫さんが写っている写真を中心に、最も丁寧に説明して回りました。
「こうやって、この自分の目で、孫の写真が見れるのが、一番うれしい。」と言われました。
私も数年前に肺炎でしばらく入院した事があり退院できた時の喜びが分かり、「健康に感謝ですね。」と言っていました。 普段演技を見れない親戚や友人からすると、こんなことをやっていたのと言う驚きも含まれていたと思います。
翌週の金曜の午前中に私は、葬儀に参列していました。
写真展に展示して説明したお孫さんの写真を一式小さくプリントして、お母さんにお渡ししました。 黒い布に包まれた胸には、今回の写真の中で私が最も大事に思っていた写真(ピンクと黒の衣装を着た小1と小2のお孫さん)が置かれ、他の数点は腰の周りに置かれていました。
じっと眺めて記憶にとどめましたが、黒い背景に浮かぶ写真の美しさを脳裏に焼きつけました。 子供達に囲まれて天国へ向かう明るいおじいさんの笑顔が微笑みかけてきてくれるようでした。 回りでは子供達が何人も泣いており子供に好かれている人だったのだなと思いました。
後で聞くと写真展の翌日に再度調子が悪くなり亡くなられたそうです。
何と言う事。 無理をしたからでは。 無理をさせたからでは。
しかしあの時は、本当に幸せだったと思う。 葬儀に出させていただきたいと思いました。
写真は人を惹きつけ、人々の心に響くような幸せを提供することができる。
きっとそうだろうと思います。 そう心から信じる事ができるようになった事が、一番の自分の中の変化なのではないかと思います。
手作り写真展を開いていなかったら、「写真とは? 作品とは?」と言う事もあまり考えず、写真を公開するブログを作ろうとも思わなかったと思います。
しかし今は、精一杯自分を発揮できるように、新たな本当に心から楽しめる事にチャレンジして行きたいと思います。
あなたもきっと心から取り組みたい事が見つかるはずですよ。
探し続け、考え続け、行動し続ける事で、新しい自分に出会えるはずです。
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本ブログには、以下の一輪車関連記事があります。
▼5/13 一輪車の写真展と演技
http://izumaru.blog103.fc2.com/blog-entry-33.html
▼5/13 >【 写真展で写真を撮る意味を考える 】 熱中して精一杯生きたい
http://izumaru.blog103.fc2.com/blog-entry-34.html
▼6/1 デジタルカメラで身近になった 【 手作り写真展 】 開催事例紹介
http://izumaru.blog103.fc2.com/blog-entry-58.html
●6/14 【 個性輝く一輪車 】 地方の手作り写真展 パネルの言葉
http://izumaru.blog103.fc2.com/blog-entry-74.html
▼8/1 【 デジタルで身近になった!手作り写真展 】 ショップで一輪車
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